不足しがちなビタミンAを補う!β-カロテンのススメ
鮮やかな色彩が食卓を彩る緑黄色野菜。ニンジン、ホウレンソウ、カボチャなどが代表的ですが、これらの野菜にはβ-カロテンと呼ばれる栄養素が豊富に含まれています。
β-カロテンは、その名の通りカロテン類の一種で、野菜の鮮やかなオレンジ色の元となっています。私達の体の中では、必要に応じてビタミンAに変換されるため、“プロビタミンA”とも呼ばれています。
ビタミンAは、目の健康維持や皮膚、粘膜を健康な状態に保つために欠かせない栄養素です。また、免疫機能を正常に保つ働きもあるため、風邪などの感染症予防にも役立ちます。
β-カロテンは、油と一緒に調理すると吸収率がアップすることが分かっています。緑黄色野菜を効率良く食べるには、炒め物にしたり、油で軽く炒める調理法がおすすめです。β-カロテンは体内で必要な量だけビタミンAに変換されるため、過剰摂取の心配も少なく、安心して摂取できます。