黄斑部

- 自然界に存在する色素、ルテイン ルテインは、ほうれん草や小松菜、ブロッコリーなど、鮮やかな緑黄色野菜に豊富に含まれる天然の色素です。 私たちがよく知る栄養素であるビタミンAと同じカロテノイドという仲間ですが、体内でビタミンAに変換されるβ-カロテンなどとは異なり、キサントフィルと呼ばれるグループに属します。 自然界では、植物の葉緑体や花弁に存在し、太陽の光を吸収して光合成を助ける役割を担っています。 ルテインは、私たちが食事から摂取すると、体内で利用され、特に目に多く存在することが知られています。目の水晶体や黄斑部と呼ばれる部分に集中しており、有害な光から目を保護する働きや、目の健康維持をサポートする役割を担っていると考えられています。 加齢とともに減少する傾向にあるため、食事やサプリメントなどで意識的に摂取することが大切です。