カプサイシンで骨を元気に!
- 注目の成分、カプサイシンとは?
唐辛子を口にしたときに感じる、あのピリッとした刺激的な辛さ。その辛さの源となっているのが「カプサイシン」です。カプサイシンは唐辛子の果実、特に胎座と呼ばれる種子の周りの部分に多く含まれています。
カプサイシンといえば、「辛い」というイメージが強いかもしれません。しかし近年、ただ辛いだけではない、体にとって様々な働きを持つ成分として注目を集めているのです。
カプサイシンは体内に入ると、感覚神経の一つである「TRPV1」という受容体に結合します。すると、脳に「熱い」という信号が送られ、体温調節機能が活性化し、発汗や血行促進などの作用が現れます。
これらの働きにより、カプサイシンはダイエットや冷え性改善、育毛など、様々な効果が期待されています。唐辛子由来の成分であるカプサイシンは、古くから漢方などにも用いられてきました。その効能は、現代科学の力によって解明されつつあります。