食欲不振

食後の不快感に！話題のハーブ、オレガノ

地中海沿岸地方生まれのシソ科多年草、オレガノ。その爽やかな香りとほろ苦い味わいは、古くから様々な文化圏の人々を魅了してきました。肉料理や魚料理に風味を添えるだけでなく、トマトソースやピザソースなど、イタリア料理には欠かせない存在です。オレガノは、料理に豊かな香りを添えるだけでなく、様々な健康効果も期待できます。特に注目すべきは、その抗酸化作用です。オレガノに含まれる抗酸化物質は、活性酸素の働きを抑え、細胞の酸化を防ぐ効果があるとされています。乾燥させたオレガノの葉は、長期間の保存が可能です。そのため、年間を通して様々な料理に活用できます。肉や魚の臭み消しとして、また、パスタやスープの風味付けなど、その用途は多岐に渡ります。また、乾燥させたオレガノは、ハーブティーとしても楽しまれています。温かいお湯にオレガノの葉を入れ、数分蒸らすだけで、手軽にその香りを楽しむことができます。

抗炎症作用

南米のハーブ、コンズランゴとその健康効果

アマゾンの奥深く、標高1,000メートルを超える高地にひっそりと息づく植物、コンズランゴ。つる性のこの植物は、緑の葉を茂らせ、その樹皮は古くからアマゾンの先住民たちの間で、健康の源として大切にされてきました。コンズランゴがその力を発揮するのは、主に消化器系の不調に悩まされた時です。先住民たちは、コンズランゴの樹皮を丁寧に煎じ、お茶として愛飲してきました。苦味の中にほんのりとした甘みを含むそのお茶は、疲れた体と心を優しく包み込み、健やかな状態へと導くと信じられてきたのです。現代社会においても、コンズランゴは伝統的なハーブとしての価値を見出され、再び脚光を浴びています。その効能は南米にとどまらず、世界中の人々の関心を集め、健康食品やお茶として広く親しまれています。自然の恵みと、先住民たちの知恵が詰まったコンズランゴ。それは、現代社会を生きる私たちへの貴重な贈り物と言えるでしょう。