古代から愛されるハーブ、セージの魅力
- セージとはセージは、地中海沿岸を原産とするシソ科の多年草で、その芳香と効能から、古くから人々に愛されてきました。草丈は30~90cmほどに成長し、灰色がかった緑色の葉が特徴です。セージの歴史は非常に古く、古代エジプトやローマ時代にはすでに薬草や香草として利用されていました。当時の記録には、セージが傷の治療や消化促進、記憶力向上などに効果があると信じられていたことが記されています。「セージ」という名前は、ラテン語で「健康」を意味する「salvere」に由来しています。これは、セージが古くから健康に良い植物として人々に親しまれてきたことを示しています。現代においても、セージはハーブティーやアロマオイル、料理のスパイスなど、様々な形で私たちの生活に取り入れられています。その独特の香りは心を落ち着かせ、リラックス効果をもたらすとされています。