納豆

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注目の保湿成分 ポリグルタミン酸

- ポリグルタミン酸とはポリグルタミン酸は、私たちの身近な食品である納豆のネバネバ成分として知られています。これは、グルタミン酸というアミノ酸が数珠のようにたくさんつながってできた高分子です。アミノ酸はタンパク質の材料となる小さな分子ですが、ポリグルタミン酸はアミノ酸が多数結合することで、タンパク質とは異なる独自の性質を持つようになります。納豆菌などの微生物によって自然界でも作られており、古くから私たちの生活の中で利用されてきました。食品としては、納豆以外にも、麺類のかんすい、つなぎ、増粘剤などに利用されています。また、高い保水力や保湿性を活かして、化粧品や医療分野など幅広い分野で活用されています。ポリグルタミン酸は、天然由来で安全性が非常に高いことも特徴です。そのため、近年ではサプリメントとしても注目されています。ポリグルタミン酸は体内で消化吸収されにくい性質を持つため、摂取すると胃や腸などの消化器官を通過し、そのまま体外へ排出されます。この過程で、水分を保持する働きによって便通を改善したり、老廃物を吸着して体外へ排出するデトックス効果も期待されています。さらに、近年では免疫機能の調整や、血糖値の上昇を抑制する効果なども研究されています。
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寒さ対策の救世主?注目のナットウキナーゼ

納豆といえば、あの独特の糸を引く粘りが特徴ですよね。実はあのネバネバこそが、健康効果で注目されるナットウキナーゼの源なんです。ナットウキナーゼは、納豆を発酵させる過程で働く酵素の一種です。納豆菌が大豆を発酵させる過程で、大豆のタンパク質を分解します。この働きによってあの独特の粘りと旨味が生まれます。 そして、このナットウキナーゼには、健康をサポートする様々な働きがあると言われています。 ナットウキナーゼは、血液をサラサラにする効果が期待できます。ドロドロとした血液をサラサラの状態に保つことで、健康的な体作りをサポートします。 さらに、ナットウキナーゼには血圧を調整する効果も期待されています。高血圧は様々な病気のリスクを高める要因となりますが、ナットウキナーゼは、血圧を適切な状態に保つことで、健康維持を助けます。 毎日の食生活に納豆を取り入れて、ナットウキナーゼのパワーを積極的に活用してみましょう。
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日本の伝統食、納豆の健康パワー

- 納豆とは? 納豆は、蒸した大豆に納豆菌という微生物を加えて発酵させた、日本独自の食品です。大豆の栄養が凝縮され、独特の香りとねばねばした食感が特徴です。 納豆の特徴であるねばねばは、納豆菌が作り出すグルタミン酸という成分によるものです。このねばねばは、ご飯に良く絡むだけでなく、健康にも良い影響を与えるとされています。 納豆は、古くから日本で食べられてきた伝統的な食品です。その起源は諸説ありますが、平安時代にはすでに存在していたという記録が残っています。かつては、藁に包んで自然発酵させていましたが、現在では衛生管理が徹底された工場で大量生産されています。 納豆は、ご飯にのせて食べるのが一般的ですが、味噌汁やパスタ、炒め物など、様々な料理に活用できます。最近では、納豆の独特の風味を生かした、納豆せんべいや納豆アイスなどの加工食品も人気を集めています。