生活習慣病予防

- 高麗人参とは高麗人参は、ウコギ科の植物で、その根を乾燥させたものが古くから漢方薬として用いられてきました。原産地は中国東北部や朝鮮半島で、日本では「おたね人参」という別名で親しまれています。その歴史は非常に古く、数千年前から人々の健康維持に役立てられてきたと伝えられています。高麗人参が珍重されてきた理由は、その様々な薬効にあります。古来より、滋養強壮や疲労回復、免疫力の向上、血行促進、冷え性の改善など、幅広い効果が期待されてきました。これらの効果は、高麗人参に含まれるジンセノサイドと呼ばれる成分によるものと考えられています。高麗人参は、その栽培方法によって、大きく3つの種類に分けられます。収穫までに4～6年かかる一般的な「水参」、水参を乾燥させた「白参」、そして白参を蒸してから乾燥させた「紅参」です。それぞれ加工方法が異なるため、色や香り、成分、効能に違いがあります。高麗人参は、お茶やスープなどの食品として、また、サプリメントとしても手軽に摂取することができます。健康維持のために、ぜひ日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。