植物ステロール

血圧を下げる

注目の成分!植物ステロールとは?

- 植物ステロールってどんなもの? 植物ステロールは、野菜や果物、穀物など、あらゆる植物に含まれている天然の成分です。私達人間や動物の体内にあるコレステロールと似た構造をしていますが、植物ステロールは植物にしか含まれていません。 では、この植物ステロールは一体どんな働きをしてくれるのでしょうか? 植物ステロールは、食事から摂取したコレステロールの吸収を抑え、体外に排出する働きがあります。 コレステロールは体にとって必要な成分ですが、摂りすぎてしまうと健康に悪影響があると言われています。そこで、植物ステロールを摂取することで、コレステロールの吸収を抑え、体内のコレステロール値を正常に保つ効果が期待できるのです。 植物ステロールは、主に植物油、特に米ぬか油やコーン油などの胚芽油に多く含まれています。また、近年では、マーガリンやヨーグルトなどの食品にも、植物ステロールが添加された商品が増えてきました。 植物ステロールは、普段の食事から摂取することもできますが、効率良く摂取するためには、サプリメントを活用するのも一つの方法です。 健康的な生活を送るためにも、植物ステロールを積極的に摂取してみてはいかがでしょうか。
その他

注目の栄養素 γ-オリザノール

- γ-オリザノールとは?γ-オリザノールという言葉を耳にしたことはありますか?健康効果が期待され、近年注目を集めている成分です。このγ-オリザノール、一体どんなものなのでしょうか?γ-オリザノールは、米ぬか油やコーン油、オオムギ油などに含まれる脂溶性成分です。お米を精米する際に発生する米ぬかに多く含まれていることから、米ぬか特有の成分と思われがちですが、実は、様々な植物油に含まれています。γ-オリザノールは、単一の成分ではなく、フェルラ酸とステロール類が結合した化合物の総称です。フェルラ酸は、植物の細胞壁を構成する成分で、強い抗酸化作用を持つポリフェノールの一種です。一方、ステロール類は、植物に含まれる脂質の一種で、コレステロールによく似た構造をしています。γ-オリザノールは、体内の様々な働きに関与しており、健康への効果が期待されています。特に、抗酸化作用やコレステロール値を下げる効果、更年期障害の症状を緩和する効果などが期待され、サプリメントとして摂取する人も増えています。