鉛筆の材料?知られざるエンピツビャクシンの魅力
- エンピツビャクシンってどんな木?エンピツビャクシンは、ヒノキの仲間で、一年中緑の葉っぱをつける常緑針葉樹です。 北アメリカ東部が原産地で、その名前が示すように、かつては鉛筆の軸に使われていました。 そのため、鉛筆の木と呼ばれることもあります。成長すると、高さは10メートルを超えることもあり、すらっとした円錐形の姿が美しい木です。春になると、小さな花を咲かせます。 秋になると、青みがかった実をつけます。この実は、鳥たちにとって貴重な食料となり、種子を遠くへ運ぶ役割も担っています。エンピツビャクシンは、その美しい樹形から、公園や庭木として人気があります。また、材は耐久性に優れているため、建築材料や家具などにも利用されます。 近年では、鉛筆の軸としてだけでなく、アロマテラピーのエッセンシャルオイルとしても利用されるなど、その用途は広がりを見せています。