心疾患

骨を強くする

マグネシウム:不足すると体に何が起こる?

- マグネシウムとは マグネシウムは、私たちの身体にとって欠かせないミネラルの一つです。 骨や歯の形成を助ける役割はよく知られていますが、実はそれ以上に、体内で300種類以上もの酵素反応に関わっており、生命活動を支える上で重要な役割を担っています。 マグネシウムは、エネルギーを作り出す過程や、神経伝達をスムーズに行うために欠かせません。また、筋肉の収縮や弛緩にも深く関わっており、心臓の働きを正常に保つのにも役立っています。 しかし、現代人は食生活の変化により、マグネシウムが不足しやすい状況にあると言われています。インスタント食品や加工食品にはマグネシウムが少なく、逆にマグネシウムを排出してしまう白砂糖やアルコールの摂取量が増えていることが原因として挙げられます。 マグネシウムが不足すると、疲労感や倦怠感、肩こり、頭痛、便秘、不眠など、様々な不調が現れる可能性があります。また、慢性的なマグネシウム不足は、高血圧や糖尿病、心筋梗塞などのリスクを高めるとも言われています。 健康的な生活を送るためには、日々の食事から十分な量のマグネシウムを摂取することが大切です。海藻類や豆類、緑黄色野菜、ナッツ類などに多く含まれていますので、積極的に食べるように心がけましょう。
動脈硬化の改善

健康を支えるEPAの力

- EPAってなに?EPAは、エイコサペンタエン酸の略称で、健康な体を維持するために欠かせない栄養素の一つです。 人間の体内ではほとんど作ることができない必須脂肪酸であるため、食事などを通して外部から摂取する必要があります。EPAは、主にマグロ、イワシ、サバ、サンマなどの青魚に多く含まれています。 これらの魚に含まれる油、つまり魚油にはEPAが豊富に含まれていることから、魚を食べるのが苦手な方でも、サプリメントとして手軽にEPAを摂取することができます。EPAは、体内で様々な働きをしています。 例えば、血液をサラサラにする効果や、中性脂肪値を下げる効果、アレルギー症状を和らげる効果などが期待できます。 これらの効果によって、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病を予防したり、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を改善したりする効果が期待されています。EPAは、健康な体作りに欠かせない栄養素です。 毎日の食事に青魚を積極的に取り入れるように心がけましょう。魚を食べるのが苦手な方は、サプリメントでEPAを補うことも検討してみて下さい。