注目のハーブ、カルミアの秘密
カルミアと聞いても、どんな植物かすぐに思い浮かばない方が多いかもしれませんね。カルミアは、ツツジ科に属する常緑の低木で、北アメリカ東部を原産地としています。日本ではまだあまり見かける機会が少ないかもしれませんが、欧米では古くから親しまれてきた植物です。
カルミアの魅力は、なんといってもその愛らしい花にあります。開花時期は4月から6月頃で、枝先にたくさんの花を咲かせます。花色は白やピンク、赤などがあり、品種によっては複色のものもあります。その形も珍しく、まるで金平糖のようなつぼみから、皿のような形に開いた花は、私たちを魅了してやみません。
カルミアは、庭木として人気があります。高さは1メートルから3メートルほどとそれほど大きくならないため、庭に植えても場所を取りません。また、常緑樹なので、一年を通して緑の葉を楽しむことができます。
日本ではまだ馴染みの薄いカルミアですが、その可愛らしい花と育てやすさから、近年注目を集めている植物です。この機会に、カルミアについて知ってみてください。