ほろ苦い魅力!リンドウの仲間「センタウリア」
- センタウリアってどんな植物?センタウリアは、ヨーロッパから西アジア、北アフリカにかけて自生する、リンドウ科の一年草です。リンドウと聞くと、青や紫の凛とした花を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、センタウリアは小さく愛らしいピンク色の花を咲かせます。草丈は5~30cmほどと小柄で、その姿は可憐という言葉がぴったりです。日本ではまだあまり知られていませんが、ヨーロッパでは古くから薬草として、人々の生活に寄り添ってきました。近年では、その独特な香りが再び注目を集め、ハーブティーやアロマテラピーなど、幅広い分野で活用され始めています。センタウリアは、湿り気のある草原や牧草地を好みます。そのため、水はけが良く、適度な湿り気を保てる環境で育てるのがポイントです。日当たりと風通しの良い場所を好みますが、真夏の強い日差しには注意が必要です。鉢植えで育てる場合は、夏場は半日陰に移動させてあげると良いでしょう。可愛らしい花と爽やかな香りを持つセンタウリアは、庭植えはもちろん、ベランダで育てるのにも最適です。ぜひ、センタウリアを育てて、その魅力を体感してみてください。