ムラサキ科

あまり聞き慣れない「キノグロツスム・オフィキナーレ」という名前。一体どんな植物なのでしょうか？ 実は、ハーブの世界では古くから知られており、近年、再び注目を集めている植物なのです。 キノグロツスム・オフィキナーレは、ヨーロッパの地中海沿岸を原産とするムラ科の植物で、可愛らしい青紫色の花を咲かせます。その見た目から、「ハウンドタン（犬の舌）」というユニークな別名も持っています。この名前は、葉の表面がザラザラしていて、まるで犬の舌のようであることに由来しているそうです。日本ではまだ馴染みが薄いですが、ヨーロッパでは古くからハーブとして利用されてきました。特に、葉や茎に含まれる成分には、咳や喉の痛みを和らげる効果があるとされ、ハーブティーとして親しまれてきました。また、その独特の香りにはリラックス効果も期待できるといわれています。 近年、キノグロツスム・オフィキナーレに含まれる成分の研究が進み、美容や健康への効果が改めて見直されています。そのため、サプリメントや化粧品など、様々な分野で活用されるようになってきています。