意外と知らない?ケシの実と規制の関係
ケーキやパンの上に飾られていて、プチプチとした食感が楽しいケシの実。見たことはあっても、一体何の実なのか、ご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ケシの実は、その名の通り、ケシ科の二年草であるケシの種子です。ケシの花が咲き終わると、実ができます。その実の中には、たくさんの小さな種子が詰まっており、これが私たちが目にするケシの実です。
ただし、ケシの実として売られているものは、そのままでは発芽しないように加熱などの処理がされています。安心して召し上がってください。
ケシの実は、日本では七味唐辛子の材料の一つとしてもおなじみですが、世界各国でもお菓子やパンのトッピングとして使われています。英語では「ポピーシード」と呼ばれ、特にドイツやオーストリアなどの中欧や東欧では、お祝いの席で食べられるパンやケーキによく使われています。
ケシの実には、カルシウムや鉄分などのミネラルや食物繊維が豊富に含まれています。その栄養価の高さから、近年では健康食品としても注目されています。