ビタミンB1で疲労回復!その役割と不足時のリスク
私たちは日々、食事からエネルギーを得て生活しています。そのエネルギー産生に欠かせない栄養素の一つがビタミンB1です。ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変換する際に重要な役割を担っています。
私たちが普段口にするご飯、パン、麺類といった主食には、炭水化物が多く含まれています。炭水化物は体内でブドウ糖に分解され、エネルギー源として利用されますが、ビタミンB1はこのブドウ糖をエネルギーに変える過程で必要不可欠な栄養素なのです。
もし、体内にビタミンB1が不足すると、糖質をエネルギーに変換することができにくくなり、疲れやすくなったり、食欲がなくなったりすることがあります。
特に、運動や肉体労働など、活動量が多い人や体力を使う仕事をしている人は、多くのエネルギーを必要とするため、ビタミンB1を十分に摂取することが大切です。ビタミンB1を多く含む食品としては、豚肉、ウナギ、レバー、豆腐、玄米などが挙げられます。これらの食品を積極的に食事に取り入れるように心がけましょう。