健康を支える!注目のスパイス、ヒッチョウカ
- ヒッチョウカってなに?
ヒッチョウカは、東南アジアの熱帯雨林を原産とする、コショウ科のツル性植物です。
その果実を乾燥させたものが、香辛料や生薬として用いられています。
名前の通り、コショウに似たピリッとした辛味が特徴ですが、コショウほど刺激は強くありません。
むしろ、爽やかな柑橘系を思わせるフルーティーな香りも持ち合わせており、料理の味に深みを加えることができます。
日本ではまだあまり馴染みがありませんが、世界では古くから利用されてきました。
特にインドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、消化促進や食欲増進、風邪や咳の症状緩和など、様々な目的でヒッチョウカが用いられてきました。
近年では、そうした伝統的な使い方に加えて、抗酸化作用や抗炎症作用など、現代科学の視点からもヒッチョウカの健康効果が注目を集めています。