古代から愛されるハーブ、ヒソップの魅力
- ヒソップとは? ヒソップは、地中海沿岸地方などを原産とする、シソ科の常緑性の低木です。草丈は45~60cmほどに成長し、茎は細く、葉は小さく細長い形をしています。夏になると、青紫やピンク、白などの可愛らしい花を穂状に咲かせます。その美しさから、観賞用として庭に植えられることもあります。ヒソップは、その歴史は非常に古く、紀元前から様々な文化圏で利用されてきました。旧約聖書にもその名が記されており、宗教的な儀式に用いられたり、薬草として用いられてきたという記録も残されています。現代においても、ヒソップは独特の爽やかな芳香と様々な効能から、広く親しまれています。ハーブティーとして楽しまれるほか、肉料理や魚料理の香りづけに利用されたり、ポプリやサシェなどのクラフトに利用されることもあります。また、アロマテラピーの世界では、ヒソップの精油が、心身のバランスを整え、リラックス効果をもたらすとされ、広く利用されています。