ニガハッカ

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健康の味方!注目のハーブ、ニガハッカ

- ニガハッカってどんな植物?ニガハッカと聞いても、どんな植物かすぐに思い浮かぶ方は少ないかもしれません。ニガハッカは、シソ科の多年草で、あの爽やかなハッカの仲間です。しかし、ハッカを思い浮かべるときの爽やかなイメージとは異なり、ニガハッカは強い苦味が特徴です。そのため、私たちが普段食べているような食材としてではなく、古くから薬効が期待できるハーブとして利用されてきました。ニガハッカは、ヨーロッパ原産で、湿り気のある場所を好みます。そのため、水はけのよい土壌で育てれば、日本の気候でも育てることが可能です。草丈は30~90cmほどで、夏になると、ピンクや紫色の小さな花を咲かせます。葉は、ハッカと同様に、先が尖った楕円形で、葉や茎をもむと、強い独特の香りがします。この香りは、メントールに似た成分によるもので、気分をリフレッシュさせたり、リラックス効果があるとされています。ニガハッカは、ハーブティーとして利用されることが多いですが、その苦味から、単独で楽しまれることは少なく、他のハーブとブレンドされることが多いです。また、精油としても利用され、アロマテラピーなどにも用いられています。