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砂漠の恵み!ナツメヤシの栄養と魅力

- ナツメヤシとはナツメヤシは、西アジアや北アフリカなどの乾燥地帯を原産とするヤシ科の常緑高木です。その歴史は非常に古く、紀元前からメソポタミア地方などで栽培されていた記録が残っており、古代エジプトでは「生命の木」として大切に扱われていました。乾燥に強く、砂漠地帯でも育つことができる生命力の高い植物として知られています。樹高は25メートルから30メートルほどにもなり、大きく成長した葉は鳥の羽のように広がります。ナツメヤシの果実は、一見すると濃い茶色のプルーンのような見たをしています。しかし、その形やねっとりとした食感、そして濃厚な甘みが、日本のナツメに似ていることから「ナツメヤシ」と名付けられました。日本ではドライフルーツとして販売されていることが多く、栄養価の高さから「砂漠のパン」「神の食べ物」などとも呼ばれています。そのまま食べるだけでなく、お菓子や料理の材料としても幅広く活用されています。
ダイエット効果

プルーンの秘密:西洋スモモとの関係とは?

- プルーンの正体 プルーンと聞くと、甘酸っぱい味わいと、しっとりとした食感が魅力のドライフルーツを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。 栄養価の高さから、健康的な間食として、あるいはパンやヨーグルトのトッピングとして楽しまれていますよね。 ところで、プルーンがどのように作られているか、ご存知ですか? 実はプルーンは、生の果物を乾燥させて作られています。その果物こそが、セイヨウスモモなのです。 セイヨウスモモは、バラ科サクラ属に分類される果樹で、ヨーロッパやアメリカで広く栽培されています。 日本では「プラム」と呼ばれることが多く、生食用の品種が一般的です。 しかし、プルーンとして乾燥させる品種は、生食用品種とは異なります。 プルーンに加工されるセイヨウスモモは、果肉が厚く、糖度が高いのが特徴です。 収穫されたセイヨウスモモは、洗浄・選別された後、専用の乾燥機でじっくりと乾燥させます。 乾燥過程で水分が抜けていくにつれて、セイヨウスモモは、あの特徴的な濃い茶色に変わり、凝縮された濃厚な甘さと、しっとりとした食感が生まれます。 つまり、プルーンは、セイヨウスモモを乾燥させただけの、全くの自然食品なのです。 そのため、プルーンには、セイヨウスモモが持つ豊富な栄養素が、ぎゅっと凝縮されています。 食物繊維や鉄分、カリウムなどが豊富に含まれており、健康や美容に関心の高い方々から注目を集めています。