注目の健康果実!ターミナリア・ベリリカの魅力
- 南アジア原産の常緑樹
南アジアのインドやマレーシア、フィリピンといった地域には、常緑樹であるターミナリア・ベリリカという植物が生息しています。シクンシ科に属するこの高木は、温暖な気候を好み、太陽の光を浴びながら大きく成長していきます。大きいものでは、その高さは30メートルにも達することもあり、日本の街中では見かけることのない雄大な姿をしています。日本ではあまり知られていませんが、原産地の南アジア地域では、古くから人々の生活に深く関わってきました。
ターミナリア・ベリリカは、その果実、種子、樹皮などが、伝統的な医療や健康法に利用されてきました。アーユルヴェーダと呼ばれる、インドの伝統医学においても、重要な役割を果たしてきた植物の一つです。現代においても、ターミナリア・ベリリカは健康食品や美容の分野で注目されており、サプリメントなどに配合されるケースも増えています。
馴染みの薄い植物ですが、南アジアの人々の生活や健康を古くから支えてきたターミナリア・ベリリカ。遠い異国の地で育つ植物の力強さを感じずにはいられません。