注目の健康成分、セイヨウヤマハンノキ
ヨーロッパからアジア、北アフリカにかけて広がる地域に、セイヨウヤマハンノキという、秋になると葉を落とすカバノキの仲間が生えています。この木は、大きく成長すると20メートルもの高さになり、緑色の葉を豊かに茂らせます。セイヨウヤマハンノキは、古くから人々に親しまれてきた植物で、その葉や樹皮は、様々な体の不調を和らげるために、民間療法に広く利用されてきました。言い換えれば、この木は、自然の力強い恵みを与えてくれる存在として、長い歴史の中で人々の健康を支えてきたと言えるでしょう。そして現代においても、セイヨウヤマハンノキは、健康を支える成分を含んだ植物として、再び注目を集めています。古くからの知恵と現代科学の両面から、その力が見直されているのです。