コレステロール低下

- 注目の食物繊維、難消化性デキストリンとは？毎日の食事で十分な量を摂ることが難しい栄養素の一つに、食物繊維があります。不足しがちな食物繊維を手軽に補う方法として、近年注目を集めているのが「難消化性デキストリン」です。難消化性デキストリンは、とうもろこしやじゃがいもなどに含まれるでんぷんを原料として作られる、水に溶けやすい性質を持つ食物繊維です。でんぷんは、私たちが普段口にするご飯やパン、麺類などに多く含まれていますが、体内できちんと消化吸収されることでエネルギー源となります。一方、難消化性デキストリンは、その名の通り消化されにくいという特徴があります。そのため、摂取してもエネルギーとして吸収されにくく、血糖値の上昇を抑える効果や、整腸作用、コレステロール値を下げる効果などが期待できます。さらに、難消化性デキストリンは、無味無臭であるという点も大きな魅力です。お茶やコーヒーなどの飲み物に加えても味を損なうことなく、手軽に食物繊維を摂取することができます。また、クッキーやパン、麺類などの食品に練り込むこともできるため、さまざまな形で食生活に取り入れることができます。現代人の食生活は、食物繊維が不足しがちと言われています。健康維持のためにも、難消化性デキストリンを上手に活用してみてはいかがでしょうか。