休息の質を高める!注目の成分「クワンソウ」
沖縄に古くから自生する多年草、クワンソウをご存知でしょうか?ユリ科に属するこの植物は、沖縄では「眠り草」や「ニーブイグサ」の名で親しまれてきました。その名の由来は、クワンソウのもつ穏やかなリラックス作用にあります。沖縄の人々は、古くからクワンソウをお茶として楽しんだり、健康維持に役立ててきました。
初夏に咲く鮮やかなオレンジ色の花は、観賞用としても人気があります。その一方で、クワンソウは葉も茎も丸ごと楽しめるのも魅力の一つです。沖縄料理では、若い葉を茹でておひたしにしたり、天ぷらにして味わうなど、様々な料理に利用されてきました。
このように、クワンソウは沖縄の人々の生活に深く根ざした、まさに「命薬(ぬちぐすい)」と呼ぶにふさわしい植物と言えるでしょう。