その他 注目のハーブ、コショウソウの魅力
- コショウソウとはコショウソウは、ヨーロッパ原産のアブラナ科の植物です。一年草または二年草に分類され、成長すると草丈は30～40cmほどになります。 日本ではあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパでは古くから栽培されており、葉や種子が食用として楽しまれてきました。その最大の特徴は、名前の由来にもなったピリッとした刺激的な辛味です。小さな葉っぱを噛むと、コショウに似た独特の風味が口の中に広がります。 この辛味は、マスタードなどと同じ「シニグリン」という辛味成分によるものです。コショウソウは、サラダやスープの風味付けに利用されることが多く、生のまま野菜感覚で食べることもできます。 また、種子をすりつぶして香辛料として利用することもあります。日本では、栽培が盛んではありませんが、ハーブ専門店などで苗や種子を入手することが可能です。栽培は比較的容易で、プランターでも育てることができます。
