注目の成分!カゼインホスホペプチド
- カゼインホスホペプチドとはカゼインホスホペプチドは、私たちが普段口にする牛乳や乳製品に含まれる、カゼインというタンパク質から作られます。カゼインは牛乳に含まれるタンパク質の約8割を占めており、チーズを作る際に固まる部分と言えばイメージしやすいかもしれません。
このカゼインに、ある特別な酵素を作用させると、アミノ酸がいくつか繋がってペプチドという状態になります。ペプチドは、いくつかのアミノ酸が結合した状態のもので、タンパク質とアミノ酸の中間的な存在と言えるでしょう。
数あるペプチドの中でも、リン酸とセリンという二つのアミノ酸が結合したものを、特にカゼインホスホペプチドと呼びます。
カゼインホスホペプチドは、食品としては、プロセスチーズやヨーグルト、粉ミルクなどに含まれています。普段私たちが何気なく口にしている食品にも、実は様々な成分が含まれていることが分かりますね。