カツアバ

- アマゾンの恵み、カツアバとは カツアバは、南米アマゾンの熱帯雨林に育つ植物です。その姿は2メートルから大きいものでは4メートルほどの高さにまで成長し、鮮やかな黄色の花を咲かせます。そして、その花が終わると星のような形をした可愛らしい実を結びます。 カツアバは、コカノキ科に属していますが、違法薬物であるコカとは全く異なるものです。古くからアマゾンに住む人々は、カツアバの樹皮を煎じて飲んだり、お茶のようにして愛飲してきました。 ブラジルをはじめとする南米地域では、カツアバは貴重な民間薬として、長きにわたり人々の健康に役立ってきた長い歴史があります。しかし、日本ではまだあまり知られておらず、目にする機会も少ないのが現状です。 近年、健康に対する意識が高まる中で、世界中の様々な植物やハーブが注目を集めていますが、カツアバもその一つです。 アマゾンの豊かな自然の中で育まれたカツアバは、私たちに自然の力強さを教えてくれるかもしれません。