注目のハーブ エゾミソハギの魅力
- エゾミソハギってどんな植物?エゾミソハギは、湿地帯を好んで生育する多年草で、夏から秋にかけて、鮮やかな紅紫色の花を咲かせます。原産地はヨーロッパですが、日本では北海道から本州にかけて広く分布しており、山野の湿地や水辺などで見かけることができます。草丈は1メートルから1.5メートルほどに成長し、茎はまっすぐに伸び、葉は細長く対になってつきます。花は茎の先端に穂状に集まって咲き、その美しさから観賞用として楽しまれることもあります。開花時期は7月から9月頃で、夏の終わりから秋の訪れを感じさせる花として親しまれています。名前の由来は、同じように水辺に生息し、花の姿が似ている「ミソハギ」に似ていて、北海道で見られることから「蝦夷ミソハギ(エゾミソハギ)」と呼ばれるようになったと言われています。ミソハギは盆花として使われることがありますが、エゾミソハギは特にそのような習慣はないようです。エゾミソハギは、湿地帯という特殊な環境に適応した植物であり、その美しい花は、訪れる人々の目を楽しませてくれます。