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スーパーフード!?注目のコロシントウリとは

- コロシントウリってどんな植物?コロシントウリは、暑い地域である熱帯アジアやアフリカを原産とする、ウリ科の植物です。つるを伸ばして成長していく性質があり、私たちがよく知るキュウリやヘチマ、ゴーヤなどと同じ仲間です。コロシントウリは、種をまいてから一年以内に芽を出し、成長して花を咲かせ、実をつけて枯れていくというサイクルを繰り返します。このような植物を一年草と呼び、コロシントウリもこの一年草に分類されます。つまり、毎年種をまいて育てなければならない植物です。コロシントウリは、同じウリ科の植物であるスイカと見た目がよく似ています。丸い形をしていて、緑色の果皮に縞模様があるのもスイカそっくりです。しかし、コロシントウリはスイカのように水分が多く甘い果実を実らせるわけではありません。切ってみると、中には水分が少なく、苦味のある果実が入っています。この苦味成分は、古くから薬として利用されてきました。
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滋養豊富な万能薬!?キカラスウリの秘めたるパワー

日本の山野に、ひっそりと力強く自生するキカラスウリをご存知でしょうか。まるで、古くから伝わる物語に登場する魔法の植物のように、様々な効能を持つと言われ、昔から人々の健康に役立てられてきました。 キカラスウリは、蔓を伸ばして育つ植物です。夏の夜、闇に浮かび上がるように、純白で幻想的な花を咲かせます。その花は、繊細なレース細工を思わせる美しさで、多くの人を魅了します。しかし、その美しい姿は長くは続かず、朝にはしぼんでしまう儚さもまた魅力の一つです。 秋になると、その名前の由来ともなったカラスウリに似た赤い実をつけます。しかし、その見た目に反して、こちらは食用には適していません。キカラスウリの薬効成分は、主にその根や実、種子に含まれており、古くから民間療法で、様々な症状に効果があるとされてきました。現代においても、その有効成分が注目され、健康食品や化粧品への応用など、様々な研究が進められています。 ひっそりと、しかし力強く生い茂るキカラスウリは、日本の自然の恵みと、古くからの知恵が詰まった、まさに「驚きのパワーを秘めた植物」と言えるでしょう。