注目の甘味料!イソマルツロースって?
- イソマルツロースとはイソマルツロースは、砂糖と同じ仲間で、二糖類と呼ばれるものの1種です。二糖類とは、2つの異なる糖がくっついてひとつのものになったもので、イソマルツロースの場合は、ブドウ糖と果糖という2つの糖が結びついてできています。 ブドウ糖と果糖という組み合わせは、私たちが普段口にしている砂糖(ショ糖)と同じです。 しかし、砂糖とイソマルツロースでは、ブドウ糖と果糖のくっつき方が違うため、それぞれ違った性質を持っています。砂糖は、体内に入ると速やかにブドウ糖と果糖に分解され、すぐにエネルギー源として利用されます。一方、イソマルツロースは砂糖と比べてブドウ糖と果糖に分解されるスピードが緩やかです。そのため、ゆっくりと消化吸収され、血糖値の急上昇を抑える効果が期待できます。また、イソマルツロースは、砂糖と比べて虫歯になりにくいという特徴も持っています。これは、虫歯の原因となる酸を、口の中の細菌が作り出すのを抑える働きがあるためです。このように、イソマルツロースは、砂糖と似た甘味を持ちながら、体に優しく、虫歯のリスクも低いという特徴を持った甘味料です。