エネルギー代謝のカギ!アセチル-L-カルニチンの働き
- 注目の成分、アセチル-L-カルニチンとは?
アセチル-L-カルニチンは、私たちの体内で自然に作り出されるアミノ酸の一種です。アミノ酸といえば、タンパク質を構成する栄養素としてよく知られています。しかし、アセチル-L-カルニチンは、他のアミノ酸とは少し違った働きをします。
私たちの体は、細胞の中にあるミトコンドリアという小さな器官でエネルギーを作り出し、活動に必要な力を得ています。このエネルギー生産において、アセチル-L-カルニチンは重要な役割を担っているのです。
アセチル-L-カルニチンは、脂肪をミトコンドリアへと運び込む働きを持っています。脂肪は、ミトコンドリア内の燃焼炉ともいえる場所で、効率よくエネルギーへと変換されます。いわばアセチル-L-カルニチンは、脂肪という燃料を燃焼炉まで運ぶ、働き者の運搬役といえるでしょう。
このように、アセチル-L-カルニチンは、体内のエネルギー生産に大きく関わっているため、近年注目を集めている成分なのです。