スーパーフルーツ?!クロマメノキの知られざる力
- 小さくてもパワフル、クロマメノキってどんな植物?クロマメノキは、ツツジ科に属する落葉性の低い木で、ブルーベリーと同じ仲間として知られています。高さは10cm程度のものから大きくても1mほどと、比較的小さな植物です。秋になると、その名のとおり黒くて丸い実をつけます。この実はブルーベリーと似たような形をしていますが、ブルーベリーのような白い粉は吹いていません。日本ではあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパや北米では古くからその果実が食用や薬用として利用されてきました。そのため、地域によってはジャムやジュース、ワインなどに加工されることもあります。また、クロマメノキはアントシアニンやポリフェノールなどの抗酸化物質を豊富に含んでいます。そのため、健康食品として注目を集めており、サプリメントなどにも利用されています。クロマメノキは寒冷な気候を好み、日本では北海道の高山帯などに自生しています。ただし、栽培が難しいため、一般的に目にする機会は多くありません。近年では、その健康効果が注目されていることから、栽培方法の研究も進められています。