注目の成分!メマツヨイグサの力
- メマツヨイグサってどんな植物?メマツヨイグサは、その名の通り、夕方に淡い黄色の可憐な花を咲かせる二年草の植物です。 宵を待って花開く姿は、どこか儚げで、詩的な情景を思い起こさせます。 原産地は北アメリカですが、日本にも渡来し、今では全国各地の道端や空き地などで見かけることができます。夏から秋にかけて、背丈ほどに成長した茎の先端に、直径2~3センチメートルほどの黄色い花を咲かせます。 花は一日花で、翌朝にはしぼんでしまいますが、次々と新しい花を咲かせ続けるため、長い期間にわたって楽しむことができます。 その姿は、力強く、そして健気な生命力の象徴とも言えるでしょう。メマツヨイグサは、古くから民間療法で活用されてきました。皮膚の炎症を抑えたり、咳や痰を鎮めたりする効果があるとされ、葉や茎を煎じて飲まれていました。 近年では、その種子から採れる油に、γ-リノレン酸という必須脂肪酸が豊富に含まれていることが明らかになり、健康や美容への効果が改めて注目されています。 γ-リノレン酸は、体内で作ることができないため、食事などから摂取する必要があります。 メマツヨイグサオイルは、このγ-リノレン酸を手軽に摂取できる貴重な供給源として、サプリメントなどに広く利用されるようになっています。