魚料理に欠かせないハーブ、ディルの魅力
爽やかな香りを持ち、鮮やかな緑色が特徴のディルは、南ヨーロッパや中央アジア、南アジアを原産とする一年草のハーブです。
歴史は古く、古代エジプト時代からその芳香と薬効が人々に愛されてきました。
料理の香り付けや風味アップはもちろんのこと、消化を助ける、口臭を予防するなど、健康への効果も期待できることから、世界中で愛用されています。
日本では、鮮魚料理に添えられていることが多いでしょう。
これは、ディルに含まれる成分が魚介類特有の生臭さを消し、風味を一層引き立ててくれるためです。
ディルの爽やかな香りは、ピクルスやマリネ液に加えることで、さっぱりとした風味をプラスしてくれます。
また、スープやソース、サラダなどの彩りとしても活躍してくれます。
その他にも、刻んでクリームチーズと和えたり、パンや焼き菓子に練り込んだりと、様々な方法で楽しむことができます。
ディルは、家庭菜園でも簡単に育てることができるハーブです。
種から育てれば、フレッシュなディルをいつでも楽しむことができます。
爽やかな香りのディルを、ぜひ日々の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。