スーパーフード!?注目のコロシントウリとは
- コロシントウリってどんな植物?コロシントウリは、暑い地域である熱帯アジアやアフリカを原産とする、ウリ科の植物です。つるを伸ばして成長していく性質があり、私たちがよく知るキュウリやヘチマ、ゴーヤなどと同じ仲間です。コロシントウリは、種をまいてから一年以内に芽を出し、成長して花を咲かせ、実をつけて枯れていくというサイクルを繰り返します。このような植物を一年草と呼び、コロシントウリもこの一年草に分類されます。つまり、毎年種をまいて育てなければならない植物です。コロシントウリは、同じウリ科の植物であるスイカと見た目がよく似ています。丸い形をしていて、緑色の果皮に縞模様があるのもスイカそっくりです。しかし、コロシントウリはスイカのように水分が多く甘い果実を実らせるわけではありません。切ってみると、中には水分が少なく、苦味のある果実が入っています。この苦味成分は、古くから薬として利用されてきました。